日々的な37:シルバニアのファミリーなクリスマスの話を書こうと思ったが的な①

Zね、小さいので(身長が)、いや、関係ないかもしれないけど、
こんまい(小さい)ものが好きなんです。

ミニュチアとか、ちょっと前にあった、イームズチェアの
ミニチュアとか、なんかのおまけのル・クルーゼの鍋のミニュチアとか。

ブローチとかも小さくて精巧なのが好きだったりね。
ジェニーやリカちゃんとか、その小物とか、シルバニアファミリーとかね。

そうそう、これは本来、クリスマスに思い出すことかもしれないけど、今思い出しちゃった。

そうそうシルバニアファミリーね。

可愛らしい動物のお人形とか、家具とか、食器とか集めてた。

我が家は誕生日とクリスマスと、なぜか地元のお祭りの時におもちゃを買ってもらえた。
あと、両親が出張の時のお土産とか。
(なんかピンクの透明のBOXに入った病院セットみたいなのとか)


割とおもちゃ買ってもらってた気がする。
ちなみに、我が家にはテレビゲームが存在しなかった。
理由は、Z がゲームに興味がなかったから。

Zが低学年の時にファミコンが世に出たんじゃないかな?
友人が持ってたよね、「マリオ」(正式名知らない)

で、やったよね。わーって、はじめてーって。
うん。始まってすぐの谷?を飛び越えられない。クリボーに会う前に終了する。
3回頑張った。うん。谷に落ちるゲームだったのかもしれない。
だったら、Z はその友人よりはゲーム上手かったかも。

でも、きっと多分、谷を飛び越えて、ピーチなお姫様を助けるゲームだった。
だから、Z 諦めた。チャレンジ精神よりも、自分のプライドを優先した。


よって、それ以降ゲーム嫌い。苦手。

よって、Z 家にはゲームが存在しなかった。


だから、シルバニアファミリーはZ のおもちゃのレギュラーだった。
とても小さいうさぎちゃんの家族とかスプーンとか、フォークとか、お鍋とか、大事にしていた。
そういう小物ばっかりを優先していたので、うちのファミリーにはお家がなかった。

だから、クリスマスに「シルバニアファミリー都会のお家」(うろ覚え)をサンタさんに頼んだ。

我が家のクリスマスシステムはちょと変わっていた。
父が「サンタクロース協会」に電話をして、サンタさんにほしいものを事前に報告の上、会議が行われ、
その年の「良い子度」によって可否が決まるのだ。(サンタさんは複数いる設定)

父が受話器を持って、娘の期待の眼差しを受けつつ、小芝居をしていたのだ。
(今思えば、明らかに電話のプッシュボタンを押していなかった。押すフリしかしてなかった)

そう、父しか「サンタクロース協会」の電話番号を知らない。
世の親御さん方が「サンタクロースを信じている子供からいかにして、サンタクロースがいる前提でプレゼントを

聞き出すか」と苦心している中、父は子供の口から発表させていたのだ。
恐ろしや、大人のシステムを子供に持ち込む大人。

ちなみに、今の我が家でも「サンタクロース協会」は存在している(ことになっている)。
(Aはサンタクロースの存在について、大きな事実を知っているが、AもZ もお互いの考えに気がついていない方がお得なので、気がついていないふりを続けています)

 

そうやって、その年もプレゼントの可否を待っていたが、その年はその場では決まらず、数日後にサンタクロース協会から「合格」の連絡が来たらしい。

ウキウキのワクワクでクリスマス当日というか、なぜかその年は12月24日の朝に届いた。
父は「時差」と言っていた気がする。
(サンタさんは世界中の子供にプレゼントを渡すので、たまに間違えるらしい:父談)

だが、その頃の小学生は12月24日が終業式。(うちの地域だけかもしれないが)

泣く泣く、箱から出しただけで、ちょっと扉とかを開け閉めしただけで、母に渡して学校へ行った。
これが、その後何年にも渡って、Z を苦しめることになるのだ・・・。(マジで)