日々的な13:動体視力が必要なことは事前に言っておくべきだし、二人羽織はなんとも言えない空気にさせるから、再び恋しちゃう的な

魚がピョーンッて、跳んでるんです。
なんなら、パシャンッて着水もしてます。(たぶん)
見事な着水(予想)に見惚れたいんですが、如何せん、ビューッてね、ビューって音速ですよ。
私にはお魚さんがジャンプしてる間に、ジャンプ地点が遥か彼方なんですが?
着水は可能性でしかない。(キメ顔)

なんだろう。魚とか見てる暇がない。(Zだけ)

A:あ、また魚!

U:今の魚、大きかったね!
効果音:ふっ、ふっ(息の音)

え?どこどこ?あなた達、明らかに同じ魚について評価してるけど、私の動体視力では確認取れてませんけど?

ボートに乗るって、動体視力が必要だったかな?
ボートに乗るって行為を舐めてた。準備怠ってた。

このままでは、100%しかボートを楽しめない。

私は150%楽しみたいんだ!


Z:ねぇ、A もちょっと漕いでみたら?

謎の声:Z はA を人身御供に差し出した!
(テレッテテッテテー)

 

誤解です。誤解なんです。
親として、いろいろな経験をして欲しいだけなんです。(目を見つめないで)

ちょっと、ゆっくり、「蝶やー、花やー、団子より君やー」とかしたい訳ではないんです。
その気持ちは78%くらいだけです!

U:A、やってみる?

A:うん!

Aがオールの位置まで(初めて歩いた子鹿のように)移動して、U とAが二人羽織。(見えてるけどね)

U:こうやって、漕ぐときは膝を使って、全身でオールを引き寄せて・・・etc

A:(人生初のU との二人羽織に、いろいろそれどころじゃないが、顔には出さない)

U:やってみて?

重たいオールを不器用に操る(冷たっ)、かわいい我が(冷たっ)子、あ、右を気にしたら、が疎かになるよね(冷たっ)。

スピードが落ち着いたことにより、水ハネの洗礼を受けることになったので、結果・・・目を開けていられない現実は変わらない。そういう現実。

緩やかなボートのスピードに、対岸を歩くアベックや、白鳥ボートに乗るアベックになんとなく、私のね、パートナーはね、ボート漕げて、子にもね、教えてくれちゃうねん!と、心の中でマウントを取りながら、自己満足していたら、

Z:!!!!!!!!!!!

岸や!岸が!岸がボートに恋してる!!!!