日々的な43:「うさぎ」と「かめ」で主役が脇役だから、そこに気が付いたら楽になることもあるから書いてみた的な

おひさしぶりに大好きおねいさんに会って、愚痴の大魔神から脱したZは
おねいさんのお店の閉店時間を過ぎたにも関わらず、まだ図々しくも居座っていた。(おねいさんごめん)

Z、愚痴が多くて、王様の耳はロバの耳用の栄養ドリンクの空ビンを持ってきてくれる優秀なお子さんがいるけれど、やっぱり子育てには悩みが尽きない。

最近、大きくなったAの言動や、行動が想像を超えて、理解できないこともあり、コントロールできないなって思っていた。
子育ての先輩でもあるおねいさんは、そんなZ の子育て相談をも華麗にフォロー。

お:Zちゃん、Z ちゃんはAくんの人生の脇役。Aくんの人生の主役はAくん。

Z:!!!!!!!!!!!

お:私も、子供のすることに口出ししそうになるけど、「私は脇役!」って心の中で唱えてる
Zちゃんの人生の主役はZ ちゃん。Aくんの人生の主役はAくん。

Z:私、自分の思い通りにしようとしてましたぁ(半泣き)

そうなんです。Z 勘違い。大きな勘違い。
Aを守ろうとして、Aの人生の主役のAを操ろうとしてた!なんてっこったい!
そうだよね、Z がAの経験値を奪ってた!
水たまりがあったら、先に埋めていた!
コケそうな道だったら、手を引いてた!
父親がいないからって言われないように、育てなきゃって、立派な子育てしてます!シングルだって頑張ってるんです!感出すためにAの経験を奪っていた!(と思う。意識的ではない)

ショック!ちょっとショック!いや、申し訳ない。
「コントロールしていない」ってなんやねん。
ZがAの人生コントロールとか、6分前の自分にパンチや!

しゅーんとなったZに、おねいさんは続けて言葉をかけてくれました。

お:Z ちゃん、まだ子育て中で間に合うね!私はもう子供が大人だからなー

間に合うって!
そう、まだ、間に合う。

お:Z ちゃんや、私は先を考えて動く「うさぎ」。でも、「かめ」でもいいと思う。私したちが5かかる道を、10かけて遠回りしたら、私たちがみてない景色が見えんじゃない?それってすごく羨ましくない?
私たちは、そもそも、急ぎすぎて、景色見てないかも。勿体無いな

そうなんです。
ゴールが間違っていないなら、大事なのは「最短ルート」や「スピード」ではなく「自分にあったルート」や「自分にあったスピード」なんですよね。
本当に「最短距離が最善」なら「距離の測り方」をA自信が学ぶようにコーナーに立って、相談に乗れる準備をして待っていたらいいのではないでしょうか?

おねいさんは、こうやって、押し付けず、自分の経験をもって、私に気づかなかったことを共感とともに伝えてくれるのです。

だから、Z はおねいさんが大好きで、会う度に、浄化されるのです。

おねいさんもZ も、他の方から「大変だね」と言われることが多い人生を歩んできました。
前回書いたように、Z も、おねいさんも今の自分が好きです。生まれ変わってもきっとこの人生しか歩みません。
でも、だから、他の人が感じないことに気がついて、他の人とは違う角度からの視線も持っていると思います。
辛い経験が全て糧になっていると思います。

不幸自慢ではないんです。
子供の頃はソコソコえぐいいじめを受け、ソコソコひどい理由でシングルになり、父が亡くなって一家離散しかけても、今の人生が好きです。
ママ友0人です。家事が下手です。生活も苦しいです。
でも、私は人に恵まれ、家族も元気で、理解あるパートナーと、カワイイ子供がいます。


上司、同僚のことで愚痴の大魔神になっていたのは、「そこ」しか不満がなくて、「そこ」だけ目立ったからなんです。

私は、その日から愚痴が減りました。(当社比)

Uには、口ではなく「この先、どうしたらいいかな?」って相談に変わりました。
これはおねいさんの浄化パワーが続いているからで、その効果が切れたら大魔神に逆戻りかもしれません。

でも、「私は何度でもこの人生を選ぶ」という確信と「Aの人生の主役はA」と、気がついたことで、楽になりました。
毎日の中で「私は脇役」と意識しないと口を出してしまいます。
でも、そうすることで、A自身のためになる。多少の痛い経験もこの子のためなんだと、人に見せるための子育てをしているんじゃないと思えるようになりました。

私はひどい母親です。
疲れたら「疲れた」といいます。
ご飯も手抜きが多いです。
洗濯も毎日はできません。
掃除なんて・・・もうね・・・。
かといって、たくさん稼いでいる訳でもない。
父親も、結果を考えたら奪ったのは私なのかもしれません。

でも、Aが大好きです。
そこだけは、自信しかない。

子育てに正解はないと、どこかの誰かが言っていました。

私はこの先の人生も、Aが大好きで、口出ししそうになり、「私は脇役」と唱え、この人生を繰り返すことになっても、ほぼ同じ選択をし、ほぼ同じ失敗をしながら、大好きな人に囲まれていたいです。

偉そうなことを書いて、気分を害されたか方がいたら申し訳ありません。
もで、ひとりでも、私がおねいさんから貰った言葉で、何かを感じてくださる方がいれば、嬉しいなと思います。

お盆ですが、今日も仕事です。
Aには寂しい思いをさせていますが、Aにも私にも協力してくれる家族がいます。
今日も、U がAとデートの予定です。(宿題をやっつける旅に出るようです。満身創痍で帰ってくることでしょう)
感謝しかありません。
ありがとうございます。

日々的な42:ドロドロのデロデロで、愚痴しか出ないけど、女神が浄化してくれたので、結婚願望がガクガク的な

すっかりご無沙汰しております。
汗が滝のようではなく、汗が滝のZです。


Z、ちょっと仕事で、炎天下で人の話を聞いたりすることがあるんですが、
もうね、滝が汗。
流れ落ちる汗がキラキラなのは10代まで。
もう40代。流れ落ちる汗がデロデロ。

メイクとかね(最近はメークって書くんですって!)、もう崩壊。決壊。大惨事。
でもメイクしないのも公害だから悩ましいお年頃。

Z、大好きなお姉さんがいます。
憧れの女性。
もうね、綺麗だし、美人だし、別嬪だし、何がステキかって、全部。
もう意味がわからない。

そう、意味がわからない現象なんです。

Z、最近、イライラしてた。
もう、愚痴の塊。愚痴の権化。むしろ私が愚痴。Nonstop愚痴。

Aが栄養ドリンクのビンを持ってきて、王様の耳はロバの耳をしてはいかが?
と言ってくるほどの愚痴。
ごめんA。反省はしてるんだ。

Uも本当に呆れるほど本当に、なにも否定しないで聞いてくれてありがとう。
どれだけ救われたことか・・・。

でも、そこで意味がわからない現象ですよ。

その憧れおねいさんに久々にお会いしたんですが、その瞬間に魂が浄化。

もう愚痴が出ない。全く出ない。
正直驚いた。
オーラ?おねいさんのオーラなの?

いいえ、違います。

Z、正直愚痴りに行きたかった。でも、嫌な自分を知られたくなくて、しばらく足が遠のいていました。
で、いざ、お顔を拝見したら、なんだか、変にテンションが上がってしまて、あわあわしか言えない。

それでも、何かを察してくれたおねいさん。


お:Z ちゃん、もし、神様が20歳の頃に戻してあげるよって、言ってくれたら、同じ人生を選ぶ?

Z:うーーーーん(5秒悩む)、しんどいけどAに会いたいから、この人生選びます

お:そやろ?それって、今までの人生を否定してないから選ぶんだって!

Z:そうかも!

お:そやろ?私も今の自分が好きだから、この人生を選ぶ!


いろんな話を30分でしたけれど、この話と次回お話ししたい2つが心に強く残った。

もう、おねいさんと結婚したい。
よくわからない現象が、Zの結婚願望を揺さぶる・・・!




日々的な41:水鉄砲が意外と楽しいので、夏が暑すぎるのは困るけど、びしょ濡れには最適的な

BBAの体力私が一番舐めてた

 


先日、つい先日なんですが、私、屍になりかけていました。

半分はなってました。

 


いや、実は、可愛い甥っ子がいるんですが、甥っ子5歳。

体力が無尽蔵。

底なし。

 


なんやかんやあって、平日に休みがあったので、夕方から甥っ子を誘拐し、Aを連れて公園へ。

 


Zだってバカじゃない。

夏の公園が暑いのは知ってる。

たから、秘密兵器!


水鉄砲〜〜(テレレレッテレ〜)


2丁購入、ペットボトルに水を詰めた上、熱中症対策でジュース、お茶、タブレットを持参して参戦。


いやぁ


舐めてた。

5歳児のパワー。

舐めてた。

BBAの体力の無さ。


いやぁ、息子もだけど、甥っ子もかわいい。


水鉄砲に水を入れる間さえも伸びてくる手だったり、1週間ぶりなのに、話すことがありすぎて、1周回って苦手なクモの話ばかりしてしまったり、思い切り水を撃たれて、服の色が変わっているのに、それどころじゃない、ハシャギっぷり。


大好きなお兄ちゃん(A)に、顔に撃たれても、両手を広げて向かって行く姿。


甥っ子ちゃんの前だと、いつも以上に優しくて、でも、お兄ちゃんだから負けたくないA。


2人して大騒ぎ。

そして、水鉄砲補給係のZも大騒ぎ。

Zが片方の水鉄砲に補給してたら、もう片方から背中に攻撃を受ける。


なんなら、一番びちゃびちゃなのはZ。

それを見て、指を指して笑う2人。

理不尽なり。


もうね、甥っ子ちゃんの身体のどこからか


ひゅるるるるるる〜(多分、息を吸うタイミングと吐くタイミングが興奮のため、混乱を来してると思われる)


みたいな音がする。

 


後頭部から発していると思われる、オペラ歌手の方のような謎の高音。

 


動体視力が間に合わない、手足の動き。

 


途中からブラックアウトしかけたZの意識。

 


途中で水分補給し、塩分タブレットを口に放り込み、たまに、Aを的(まと)にしようと、捕まえたら、お兄ちゃん(A)を救うべく、甥っ子ちゃんに顔を撃たれて、Z悶絶。


1時間ほどで、無事甥っ子ちゃんの電池が切れかけて、仕事終わりの妹(甥っ子母)にバトンタッチ。


寝そうになりながらも、夕飯を一緒に食べたいと泣き、さよならしたくないと困らせてしまう甥っ子。


本当にかわいい。


私がシングルになって、落ち込んでる時に妹はAをよく連れ出してくれた。

「たまにひとりで休んだら?」

かわいい、かわいいといつまでも遊んでくれた。


Aは妹が大好き。


妹がシンドイなら、私は伯母ちゃんパワーで甥っ子とデートする。


子供はかわいい。

頭からつま先までかわいい。


でも、母だけど人だから、最高の母でいられない事もある。

だったら、少し母の部分も人の部分もたまには休憩したらいいど思う。


息抜き。


ボーっとしたり、カフェで休んだり。


今回は妹に休憩はなかったけど、パワフルな甥っ子の元気が発散できたみたいでよかった。


私は子供に「しんどい」といってしまうタイプ。

妹は子供に「しんどい」といえないタイプ。


だから、子供に言えない分、シスター(姉)に言ってくれたら嬉しい。


妹は、私の自慢で憧れの妹。

私も、妹にとってそうならたら嬉しい。


でも、目下の目標は甥っ子にプロポーズされる事です。

(妹はAにプロポーズされてた。ずるい)

 

 

 

 

 

 

 

 

日々的な40:当たるも八卦、当たらぬも八卦、ならいいとこだけ信じればいいけど、純粋無垢な妹の妖怪化が心配。割と真剣に的な

占いって好きですか?
Zは、割と好きです。

お金を払って占ってもらうことは、ないですが、朝のテレビで占いが始まると、思わず見てしまいます。

実はUは、少し占いが出来ます。
妖怪占い師。

趣味で手相や を勉強したそうで、たまに見てもらいます。

Z、良い結果しか記憶しないプラス思考(この思考がプラス思考)
気がついたら見てもらうのですが、毎回寿命が伸びてる!

え?Zそんなに長生きするの? 出来たら、Aが看取ってくれるの希望なんですけど!
このままだと、追い越しちゃうんですけど?

で、我が家、母と妹とZと仲がいい。
でも、Uのことにはちょっと慎重派。
BBAの交際とか、ちょっとデリケート問題。

だから、Uの話はよくしてるけど、家族とUは直接の面識はない。

で、我が妹も、そこそこ占いが好き。
こっちは少額ならお金を払って占ってもらうタイプ。
なので、Uが手相を観れることを話して、「占ってもらう?」と聞いたら、
ノリノリで手を差し出してきた。

で、写メ(今はそう言わないらしいですよ、奥さん)って、Uに送ったら
割と素早く返ってきた。

曰く、覇王線(なりかけ)だと。
曰く、ますかけ線(なりかけ)だと。

Z、いつも聞いているようでUの話を聞いていないので、意味がわからない。
なんかすごいらしいことしかわからない。

Z:噛み砕いてはいただけませんかね?

U:仕事で何かを成し遂げます。主要なポストにつきます。たくさんの味方がつきます。
生年月日を教えてもらってもいいなら、周期もわかるよ(意訳)

Z:だって、妹よ。どうする?

妹:19○○年○月○日!

Z:(速攻かよ!)

U:リーダ気質で、引っ張る人、今年が土台作りだから、ちょっとしんどい年かも。
来年は新しいステップに入るから周りが騒がしくなるけど、変化には必要。
再来年にはひとまず形になる。人に振り回されず、
自分を大事にすることがポイント(意訳)

これが、今の自分の環境、見通しと合致したようで、妹、ちょっと感心。

ここで、妹から新事実。

割と占いにお金使ってたと。 でも、Uの妖怪占いが一番しっくりきたと。
ストンと今辛い状況が乗り越えるべき壁なんだと思ったと。

姉は焦った。 うん、Uは嘘つく人じゃない。なんなら妖怪でもない。
でも素人。玄人な素人。

頭から信じちゃダメじゃない?そこOK?

妹:OKOK。そこは分かっているんだシスター(姉)。ただね、ちょっと今の状況がしんどくて。
でも心配かけるから、言えなかった。実は今しんどい。

ここから家族会議です。

家族だろ?
言いたいこと言おうよ。
しんどいのはお互い様やーんって。

もうね、何だかU様様(さまさま)。
なんか、ちょっと、会ったこともないUに変な親近感と感謝。
我が家UMIBOUZU教に入信するのかな? って、ちょっと心配。

いや、全力で止めますけどね?
ま、なかなか言えない心境を吐露できたことは良かった。

そこは、よかった。
でも、ちょっと色々心配。
何が心配かって?

妹の海坊主化が心配
かなり真剣に。

 

日々的な39:割としんどいけど、割と頑張ってると言葉にすることもあっていいと思う的な

自分、割と頑張ってます。

と、世間ではなかなか言えませんが、小声で言います。

 
私、割と頑張ってます。

 
もちろん、人には言いませんよ?

でも、ここで言います。

 
私、割と頑張ってます。

 
仕事も、私生活も、頑張ってます。

 
でも、頑張っているからって、必ず認められる訳じゃないし、必ず成功する訳じゃないし、

必ず正しい方向に進んでいる訳じゃない。

 
でも、いい加減に、自分に言い訳できるやり方で、周りの人よりも自分のプライドを守るために、楽をするために、ワザとじゃない、無意識でって言い訳をして、頑張らないよりは、頑張る方が絶対に正しい。っていうか、そういう人に負けたくない。

 
そして、頑張っていたら、間違った方向に進んでいる自分を、ちょっと待ちなさいよ、と言ってくれる人が現れる。

 
だから、Zは頑張るし、Uは愚痴を聞きつつ「口が黒いよ(言い過ぎじゃない?)」って教えてくれる。

 
愚痴を吐かないと、新しい空気が吸えないから、少しの愚痴は吐く。

でも愚痴を吐きすぎたら、ヘドロみたいなドロドロが身体に戻るから、

吐き出したいけど、吐き出す前にきれいな空気と一緒に飲み込んで薄めてしまう。

 
そうやって、我慢すれば今はしんどくても、少し先の未来が楽になる。

 


そうやって、ちょっとずつ前に進んでいたら、Uに出会えたから、

きっとこの考えは間違ってない。はず。

 
という、頑張ってるよっていう、自分への報告。

 

日々的な38:シルバニアのファミリーなクリスマスの話を書こうと思ったが的な②

続きものっぽくしましたが、内容が長いだけです。

12月24日、帰ってきたZはお仏壇に成績表をお供えして(Z 家システム)、
早速「シルバニアファミリー都会のお家」(仮)で遊ぶべく、

自分お部屋へ向かったのですが。ない。
シルバニアファミリー都会のお家」(仮)がない。見当たらない。
母にジェニーちゃんや、リカちゃんが座っていたタンスの上に置いてもらったはずなのに、
それがないのです。

シルバニアファミリーグッズたちはあるのに。

いえ、正確にはタンスの足元に空の箱はありました。
びっくりして、母に聞いてみると困った顔をして唸るのです。

母:お父さんがお店(商売をしていた)に持っていった

Z:!!!!!!

その日は、サンタさんからのプレゼントで遊ぶことしか考えていなかった。
シルバニアファミリー都会のお家」(仮)ありきの日だった。
クリスマスケーキよりも、ツリーよりも楽しみにしていたのに!

そのころZ は厳しい父が苦手で、あまり自分の意見を言うことがなかったのですが、これは一大事!
すぐに父の職場(っていうか自営業をしている店)に電話をして、
シルバニアファミリー都会のお家」(仮)の所在を聞きました。


Z:お父さん!「シルバニアファミリー都会のお家」(仮)どこ?!

父:え?あれ、ちょうどいいから店に飾った

もう、決定。飾ること決定してる。ていうか既に飾り済み。完了。
Zも母も父の決定には逆らえない。(妹は無邪気に逆らう)


半分泣きながら、シルバニアファミリーグッズを集め、泣きながら
母に父の職場に連れて行ってもらい、
泣きながら1時間だけ遊ばせてもらうという
謎な状況でクリスマスイヴを過ごし、
なんかサンタさんからもらった、戦隊モノの武器を振り回す妹を、
忌まわしく見つめながら、


もう、サンタさんなんかに頼まない!!

と、サンタクロース協会に逆恨みをしたのでした。

そしてその、「シルバニアファミリー都会のお家」(仮)はその後、約25年に渡って、
店のディスプレイとして飾られ続けるのです。

その「シルバニアファミリー都会のお家」(仮)は
約25年、我が家(正確には店舗)にあったのですが、
Z はその最初の1時間以降、遊んでいません。


あの頃は苦々しい思いで、見ていましたが、25年後もなんやかんやと大事にされている
シルバニアファミリー都会のお家」(仮)は、ある意味、あの店のシンボルでした。

25年前は父が自宅件店舗から店舗を独立させた年。

父なりに大変な年だったのだと思います。
そんな掻き入れどきのクリスマス前に、私や妹のため小芝居を打ってくれた父。
「サンタクロース協会」からの可否が遅れたのは、
シルバニアファミリー都会のお家」(仮)を手配してくれていたからだと、
後に知りました。


決して、娘と大の仲良しではなかった父。
娘の扱い方がわからない、と母にこぼしていたという父。
私に、妹に、不器用ながら「たくさんのこと」を教えてくれた父。

クリスマスのお話を書こうとしましたが、なんだか父の話になっちゃいました。
ま、怖くて、不器用で、ちょっと困った父でしたが、今だに

父を思い出さない日はないのです。
亡くなってしばらく経ちますが、今だに父は多くのことを

教えてくれていたことに気がつきます。

そんなことを思い出させてくれた、「シルバニアファミリー都会のお家」(仮)に感謝。

※「シルバニアファミリー都会のお家」(仮)は「シルバニアファミリー アーバンハウス」でした。

 

 

 

日々的な37:シルバニアのファミリーなクリスマスの話を書こうと思ったが的な①

Zね、小さいので(身長が)、いや、関係ないかもしれないけど、
こんまい(小さい)ものが好きなんです。

ミニュチアとか、ちょっと前にあった、イームズチェアの
ミニチュアとか、なんかのおまけのル・クルーゼの鍋のミニュチアとか。

ブローチとかも小さくて精巧なのが好きだったりね。
ジェニーやリカちゃんとか、その小物とか、シルバニアファミリーとかね。

そうそう、これは本来、クリスマスに思い出すことかもしれないけど、今思い出しちゃった。

そうそうシルバニアファミリーね。

可愛らしい動物のお人形とか、家具とか、食器とか集めてた。

我が家は誕生日とクリスマスと、なぜか地元のお祭りの時におもちゃを買ってもらえた。
あと、両親が出張の時のお土産とか。
(なんかピンクの透明のBOXに入った病院セットみたいなのとか)


割とおもちゃ買ってもらってた気がする。
ちなみに、我が家にはテレビゲームが存在しなかった。
理由は、Z がゲームに興味がなかったから。

Zが低学年の時にファミコンが世に出たんじゃないかな?
友人が持ってたよね、「マリオ」(正式名知らない)

で、やったよね。わーって、はじめてーって。
うん。始まってすぐの谷?を飛び越えられない。クリボーに会う前に終了する。
3回頑張った。うん。谷に落ちるゲームだったのかもしれない。
だったら、Z はその友人よりはゲーム上手かったかも。

でも、きっと多分、谷を飛び越えて、ピーチなお姫様を助けるゲームだった。
だから、Z 諦めた。チャレンジ精神よりも、自分のプライドを優先した。


よって、それ以降ゲーム嫌い。苦手。

よって、Z 家にはゲームが存在しなかった。


だから、シルバニアファミリーはZ のおもちゃのレギュラーだった。
とても小さいうさぎちゃんの家族とかスプーンとか、フォークとか、お鍋とか、大事にしていた。
そういう小物ばっかりを優先していたので、うちのファミリーにはお家がなかった。

だから、クリスマスに「シルバニアファミリー都会のお家」(うろ覚え)をサンタさんに頼んだ。

我が家のクリスマスシステムはちょと変わっていた。
父が「サンタクロース協会」に電話をして、サンタさんにほしいものを事前に報告の上、会議が行われ、
その年の「良い子度」によって可否が決まるのだ。(サンタさんは複数いる設定)

父が受話器を持って、娘の期待の眼差しを受けつつ、小芝居をしていたのだ。
(今思えば、明らかに電話のプッシュボタンを押していなかった。押すフリしかしてなかった)

そう、父しか「サンタクロース協会」の電話番号を知らない。
世の親御さん方が「サンタクロースを信じている子供からいかにして、サンタクロースがいる前提でプレゼントを

聞き出すか」と苦心している中、父は子供の口から発表させていたのだ。
恐ろしや、大人のシステムを子供に持ち込む大人。

ちなみに、今の我が家でも「サンタクロース協会」は存在している(ことになっている)。
(Aはサンタクロースの存在について、大きな事実を知っているが、AもZ もお互いの考えに気がついていない方がお得なので、気がついていないふりを続けています)

 

そうやって、その年もプレゼントの可否を待っていたが、その年はその場では決まらず、数日後にサンタクロース協会から「合格」の連絡が来たらしい。

ウキウキのワクワクでクリスマス当日というか、なぜかその年は12月24日の朝に届いた。
父は「時差」と言っていた気がする。
(サンタさんは世界中の子供にプレゼントを渡すので、たまに間違えるらしい:父談)

だが、その頃の小学生は12月24日が終業式。(うちの地域だけかもしれないが)

泣く泣く、箱から出しただけで、ちょっと扉とかを開け閉めしただけで、母に渡して学校へ行った。
これが、その後何年にも渡って、Z を苦しめることになるのだ・・・。(マジで)